1. DV・虐待等で悩んでいる方への相談支援・シェルター支援
当団体では、家庭内でのDV・虐待を受けた母子や若者が一時避難することのできるシェルターを現在5か所運営しております。
特に、公的シェルターに入りづらいモラルハラスメントを受けた方、ペットと一緒に避難したい方、携帯電話を預けられない事情のある方などを中心に受け入れを行い、避難を諦めていた方の希望となっております。
入居者は増加傾向にあり、避難された方が新しい生活を踏み出す第一歩として非常に重要な拠点となっています。
- 貧しく弱い立場にある人達の生活水準の向上
- 女性に対する差別・暴力の解消、将来の可能性の拡大
- 弱い立場の人が安全に暮らせる地域づくりへの貢献
2. DV等で避難中の方、ひとり親世帯など困窮世帯への食品提供支援
当団体では、東都生協様やフードバンクかながわ様にご協賛いただき、DV・虐待等により避難中の世帯及びひとり親世帯等、生活に困窮している方に食品を配布しております。フードロス削減と貧困世帯の支援(飢餓防止)の双方の点からSDGsに貢献しております。
- 安全で栄養のある食料の提供、飢餓の防止
- すべての人が健康で幸せな食生活を送れるための支援
- 3Rのうちの「リデュース」に貢献
3. エンパワメントや学習支援等、SDGsにつながる学びの場の提供
子ども達に対し、虐待により作られた価値観を克服するための学習 (命の大切さ、自分らしさ等の内容) を行うことにより、負の思考の連鎖を防ぎます。
また、一時避難中や母子家庭のため学習の場が不安定な子ども達に対し、高校生や大学生のスタッフによる教育の場を提供しています。
- DVを受けた子ども達に対し、公平で良質な学習の場を提供する
高校生や大学生のスタッフがチームとなり、SDGsの目標達成のため当団体が貢献できる事項について学びを深めております。
また、学んだ学生スタッフが小中学生の子ども達にSDGsについて伝えていける時間を設けており、SDGsカードゲームなどを一緒に行っております。
- SDGsとの関わりについて考え、また子ども達にも伝えていく活動